ついに第4版が出版されました!

書籍の改訂版(第4版)を作るため、昨年の後半は時間を見つけては少しずつ修正作業を行い、なんとか年末までに完成させました。

そして、クリスマスのころ、出版社から見本(=本物と同じ)が送られてきました。

いつものように本達に色々なポーズをとらせ、記念撮影を楽しみます。

まずはオーソドックスな角度で撮影。

次は第1判~第3版たちと撮影。

本棚で撮影。

 
 
バカですよね。子供を懸命に撮影する親のようなものだと思って頂ければと思います。

 
この「技術者・研究者のための特許の知識と実務」は2011年に初版を出版させて頂き、それ以降、11年にもわたって多くの方にお読み頂きました。

第1版~第3版を購入して下さった皆さま、本当にありがとうございます。

厚かましいお願いで大変申し訳ないのですが、この第4版も買って下さい! 人助けだと思って、ホントお願いします!(笑)
 

また、第1版~第3版を購入していない方、読まなくても良いですし、本棚の肥やしにするためでも良いですし、インテリアにするためでも良いので、とりあえず1冊を購入して下さい!(笑)

 
そして、ご購入下さった方はツイッター、Facebook、メール、その他なんでもよいで、その旨を私へご連絡ください。

なんと、「たいそう丁寧なお礼」を差し上げたうえに、「貴方様を大好きになる」という特典を差し上げます!

 
(→ いらないと思いますが、それでも購入して下さい)

本当は「本屋で立ち読みして、もし気に入って下さったら、購入を検討して頂ければと思います」と言いたいところですが、

出版社にとって本の価値は「売れるか売れないか」だけで決まるわけで、

売れない本は死んでしまいます(絶版になります)。

 
 
実際、私の「進歩性欠如の拒絶理由通知への対応ノウハウ」は、たいして売れなかったので絶版になってしまいました。(→今は古本が高額取引されているようですが)
 
 
結局、売れないと生き残れないキビシイ世界なのです。
 

ということで、人助けだと思って1冊購入して下さい! よろしくお願いします!!!

以下に本の目次を示します。中身を、一部ですがダウンロード可能にしてありますので宜しければご覧ください。
 
 

第1章 まずは特許の基本を知ろう
1-1 そもそも特許って、何? Sample
1-2 特許権をとると、どのような利益があるのか?
1-3 特許出願から特許権がとれるまでの流れ Sample
1-4 発明してから特許権がとれるまでに発明者がすべきこと Sample
1-5 特許権がとれても安心できない?
1-6 特許権の侵害とは? Sample
第2章 どのような発明であれば特許をとれるのか?
2-1 特許庁における審査
2-2 発明であること
2-3 新規性があること
2-4 進歩性があること Sample
2-5 実施可能要件を満たすこと
2-6 特許請求の範囲の記載要件を満たすこと
2-7 その他の特許要件
第3章 ここまで知っていれば十分! 特許の知識
3-1 新規性喪失の例外 Sample
3-2 国内優先権主張出願 Sample
3-3 早期審査制度 Sample
3-4 補正
3-5 分割出願 Sample
3-6 外国出願・国際出願(PCT出願)
3-7 情報提供と特許異議申立て
3-8 発明の種類と特許権の強さ
3-9 実用新案と特許の違い
3-10 意匠権、商標権について
3-11 変更出願
3-12 共同研究の際の注意点 Sample
3-13 先使用権、検証実験の実施、特許表示
第4章 発明したら初めに先行技術を調査しよう
4-1 どうすれば発明できるのか?
4-2 検索方法の種類と特徴を知ろう Sample
4-3 キーワード検索で実際に検索してみよう Sample
4-4 引用文献・被引用文献検索を行ってみよう
4-5 FI・Fターム検索に挑戦しよう Sample
第5章 出願書類を作成して特許出願しよう
5-1 初めに発明提案書を作ろう Sample
5-2 特許出願するために必要な書類
5-3 出願書類は自分で作成するか? 専門家に依頼するか?
5-4 出願した後に技術者・研究者が注意すべきこと
第6章 拒絶理由通知への対応
6-1 拒絶理由通知とは?
6-2 実際の拒絶理由通知書の例 Sample
6-3 拒絶理由通知書の内容を読み取ろう
6-4 意見書と補正書を作成しよう
6-5 拒絶査定がきた場合の対応方法
6-6 特許査定がでても内容に不満なら審査をやり直せる
第7章 特許出願しないブラックボックス化戦略
7-1 特許出願とブラックボックス化に関する近年の潮流
7-2 ブラックボックス化が必要な理由
7-3 研究開発・技術開発の成果の扱い方 Sample
7-4 ブラックボックス化と特許出願のメリット・デメリット
7-5 ブラックボックス化と特許出願の選択基準 Sample