2022-05

森田 裕

法律事務所勤務の弁理士の日常

 おはようございます。知財実務情報Lab.専門家チームの森田裕です。  今回は、皆さんが知財業界でのキャリアプランを検討するにあたって、少しレアかも知れない法律事務所での弁理士の仕事について述べたいと思います。法律事務所の幅は、特許事務所の幅よりもかなり広く、仕事の種類が様々ですので、様々な方の経験談を聞いていただきたいと思うのですが、そのうちの一つとして、私の経験談を記しておきたいと思います。私の個人的見解では、法律事務所に参画することは、弁理士のお勧めのキャリアパスです。...
セミナー

「強い特許を取るための発明ヒアリング技術」と題するセミナーを7/21に開催します。

 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 企業の知財部の方であれば、発明発掘会議や、個別の発明者との相談において、発明者の頭の中から良い発明・良いアイデアを引き出す努力しますよね。 また、特許事務所の方だと、企業から出願の依頼を受けたら初めに発明者と面談することが多いと思いますが、その際、より良い発明やアイデアを発明者の頭の中から引き出す努力しますよね。 しかし、発明者の頭の中からアイデアを引き出すのは簡単なことではありません。 どのような質問をすれば良いのか、そ...
田村 良介

発明のヒアリングで、特許にならなさそうな発明に出会ったら?

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田村良介(弁理士、ライトハウス国際特許事務所)です。 発明者から発明のヒアリングをしていて、「この内容であれば、問題なく特許になるだろう」ということもあるのですが、先行技術調査をするまでもなく、「これは、きびしそうだな。新規性、進歩性がないだろうな」と思われる発明に出会うこともあります。特に、アイデアの着想はできているのだけど、まだまだ細部が練られていないような場合は、そのようなケースに当てはまることが多いように思います。 この...
長谷川 寛

(無料)第1回・欧州特許実務の勉強会を6/14に開催します。

 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 欧州特許弁理士、ドイツ弁理士、日本弁理士の長谷川寛先生に、欧州特許実務のポイントを解説して頂くセミナーを、月1回くらいのペースで定期的に開催して行きたいと思っています。 欧州特許実務は日本とは少し違う点がありますので、その辺りを中心に長谷川先生に教えて頂く予定です。 1回あたり1hくらいで、毎回1つのテーマについて解説して頂き、皆さまからの質問等に回答して頂くミニセミナーです。 解説時間は短くして(20分くらい?)、皆さま...
高橋 政治

2種類のメール登録フォームがありますのでご注意ください。

 知財実務情報Lab.では、以下の2種類のメール登録登録フォームがあります。できれば両方にメールアドレスと氏名を登録して下さい。 1.通常のMailMagagine登録フォーム週に1回(現在は火曜日の朝)、知財実務に関する情報をお届けしています。このページの右上のMailMagagine登録フォームと同一です。メールアドレスを入力して「確認」ボタンを押して下さい。登録すると「進歩性欠如の拒絶理由通知への対応ノウハウ」と題する書籍の電子版を無料で入手いただけます。詳しくはこちら...
松本 公一

(無料)第2回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会を6/22に開催します。

 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 元特許庁審査官の先生をお招きして、2022年5月18日に第1回特許・実用新案審査基準の勉強会を開催しました。(この第1回勉強会の録画を専用サイトで公開しています。専用サイトへログインする方法はこちらをご参照ください。)  その勉強会へは、なんと272人の方にご参加いただきました。 予想以上の方々にご参加頂きました。ありがとうございました。 第2回の特許・実用新案審査基準の勉強会(セミナー)を以下の通りに開催しますので、ご参...
角渕 由英

特許調査の基本的な流れ ~予備検索から本検索への拡張~

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの角渕由英(弁理士・博士(理学)、特許検索競技大会2017最優秀賞)です。今回は、特許調査の基本的な流れである、予備検索から本検索への流れについて述べたいと思います。 技術が多様化した現在、どんなに優秀なサーチャーであっても、いかなる分野にも精通しているというようなことはありません。特許調査を行う場合には、通常、本検索を実施する前に特許分類や関連技術・技術常識を把握することを目的とした「予備検索」を行うことになります。  効率的で...
高橋 政治

「製法クレーム作成のノウハウ」と題するセミナーを5/23~6/5の2週間だけ公開します。

 ★以下に説明する動画セミナーは2021年2月27日に公開したものと同一内容です。 よくみる製法クレームの問題点<その1>以下のようなクレームをよく見かけます。 【請求項1】半導体基板上に半導体層を積層する工程と、前工程によって得られた、前記半導体層が積層された前記半導体基板を加熱する工程と、前工程によって得られた、前記半導体層が積層され、加熱された前記半導体基板における端面に溝を形成する工程と、を備える、半導体の製造方法。  このクレームに記載の発明は、かなり単純な発明です...
石川 勇介

東南アジアの模倣品の現状

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの石川勇介(日本弁理士、元ジェトロ・バンコク事務所)です。 今回は、「東南アジアの模倣品の現状」についてご説明したいと思います。  1.東南アジアの知財保護と言えば「模倣品対策」東南アジアの経済成長はめざましい一方で(今はコロナウイルスの影響で停滞していますが)、経済成長に伴い「模倣品」※1の流通量も増加しており、現状は、東南アジアでの知財保護と言えば「模倣品対策」が中心となっています。 特に、中国を発信源とする模倣品が、主に陸路...
松本 公一

(無料)特許・実用新案審査基準の勉強会を開催します。

 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 元特許庁審査官の先生に、特許・実用新案審査基準を解説してもらう勉強会(セミナー)を開催します。  月1回開催、1回あたり約1hで、審査基準を最初から順番に解説していき、何回か(10回くらい?)で最後まで解説して頂く予定です。セミナーでは質問等も受け付けます。 「今から審査基準をキッチリ勉強したい人のキッカケ」、「以前勉強したが結構忘れてしまった方の復習」などとしてご利用頂ければと思います。  無料ですので、知財部や特許事務...