高石 秀樹 学術雑誌「Cancer」に特許発明と同一組成物を乳癌モデルマウスに投与した試験結果が掲載されたが、その組成のままヒトに筋肉内注射するという技術常識はなかったとして、進歩性を認めた事例
こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの高石秀樹(弁護士・弁理士、中村合同特許法律事務所)です。 今回は、学術雑誌「Cancer」に特許発明と同一組成物を乳癌モデルマウスに投与した試験結果が掲載されたが、その組成のままヒトに筋肉内注射するという技術常識はなかったとして、進歩性を認めた事例(審決取消請求事件、知財高判令和5年(行ケ)第10090号【フルベストラント製剤】<中平裁判長>-)について解説します。 【本判決の要旨、若干の考察】1.本願発明と引用発明との『相違...
