セミナー

(無料)元・審判官が暴露する、審査・審判のウラ側 【10/30開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋(弁理士・技術士)です。 特許庁で審査官・審判官を25年間も務め、現在は弁理士として活動されている先生(匿名希望)が、審査・審判のウラ側を暴露する情報をツイッター(X)上に流しました。 あまりにも衝撃的内容で、一部の弁理士は「これほど有効な情報は滅多にない」とコメントしています。 今回、その情報を暴露した先生に暴露情報の内容を確認したうえで、さらに深堀させて頂く機会を得ることができました。  ヤバい情報が出てくる可能性がありますので...
角渕 由英

特許文書の読み方(3)特許文書の読み方(中編)

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの角渕由英(弁理士・博士(理学)、特許検索競技大会最優秀賞)です。 連載で、「特許文書の読み方」について説明をしています。 前回は、②特許文書の読み方(前編)として、特許調査を例として、調査の目的を意識して“読む”こと、文書の構造を意識して先を見通して“読む”こと、“読む”順番の一例について述べました。 今回は、③特許文書の読み方(中編)について述べます。   (4)5W2Hを意識して“読む”特許調査において6W2Hを考慮すること...
谷 和紘

(無料)「第4回 クレーム作成勉強会」を開催します。【12/18開催】

1.クレーム作成勉強会とは?提出されたクレーム案について添削し、その内容をセミナー形式で解説いたします。そのセミナーは無料で受講できます。クレーム案を提出して添削してもらう場合は有料です(でも、たったの1,100円(税込み)です)。後述する課題(発明)を読んで、クレーム案を作成して下さい。提出して頂ければ、弁理士会実務修習講師、弁理士会育成塾講師の谷和紘先生が添削いたします。   2.講師谷和紘先生(弁理士 実務修習講師 育成塾講師) プロフィック特許事務所:   3.今回の...
セミナー

(無料)化学発明における実施例の作成に必要なこと ~「三方よし」のための実施例の準備とは~ 【11/6開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋(弁理士・技術士)です。 知財実務情報Lab.では頻繁にマニアックなセミナーを開催していますが、今回も結構マニアックです。 実施例にフォーカスしたセミナーです。 化学系の方にはお役に立つでしょう。 また、機械・電気系でも実施例を入れることはありますので、機械・電気系の方も参加頂くと良いと思います。   無料です。 ぜひ知財部の同僚、部下等にご紹介ください。多くの方にご参加頂けますと幸いです。    オンラインセミナー開催要領 題名化...
田中 研二

「除くクレーム」とする補正の考え方(1)

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田中研二(弁理士)です。 今回は、「除くクレーム」に関して、よくある以下の二つの疑問について考えてみます。 (1)新規性・29条の2・39条の拒絶理由を解消する目的でないと使えないのか?(2)本願発明と引用発明との「重なりのみ」を除かないといけないのか? この二つの疑問は、どちらも審査基準の以下の記載(引用部分の下線は筆者が付加。以下同じ)に端を発するものと思われます(審査基準第IV部第2章3.3.1(4))。  補正前の請求項に...
加島 広基

外国特許出願(米・欧・中・韓)の中間処理対応の全体像と各国比較 【11/22開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋政治(弁理士・技術士)です。 以前と比べて、最近は外国出願するケースが増えていますよね。 「日本人の日本国への出願件数は減っているが、PCT出願件数は増えている」という統計データもありますので、外国出願が増えているのは間違いないなさそうです。 さて、外国の中でもどこの国に出願するかですが、やっぱり、米、欧、中、韓が多いですよね。これらの主要国は、今も昔も外せません。 ここで1つ困ったことは米、欧、中、韓の中間対応の方法が異なるという...
セミナー

(無料)知財部門の生き残り方【10/2開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋(弁理士・技術士)です。 なんと、あの宮下洋明先生にご講演頂けることになりました。 ★★9/16追記 → 後述する内容に決定しました! 知財部の方には確実に役立つ内容ですので、会社を休んででも時間を作って参加することを強くお勧めいたします!   しかも無料です。 ぜひ知財部の同僚、部下等にご紹介ください。多くの方にご参加頂けますと幸いです。    オンラインセミナー開催要領 題名知財部門の生き残り方   講師宮下洋明先生(弁理士) ...
石川 勇介

東南アジアの企業・大学との共同出願にあたって(第1国出願義務、新喪例に注意)

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの石川勇介(日本弁理士、元ジェトロ・バンコク事務所)です。 今回は、最近、ご相談やお問合せが増えてきている「東南アジアの企業・大学との共同出願にあたって」についてご紹介したいと思います。 以下、下記の項目に沿ってご説明します。1.はじめに2.第1国出願義務がある国3.新規性喪失の例外がほぼ射止められない国4.まとめ  1.はじめに近年、「オープンイノベーション」の必要性の高まりを受けて、日本国内に留まらずクロスボーダーでの複数企業...
高石 秀樹

優先権出願1明細書の請求項に記載があったが実施例は無かった化合物について優先権主張2出願時に実施例追加したが、優先権出願1の優先権主張が認められた事例 -知財高判令和5年(行ケ)第10057号【噴射製品】フマキラー v. アース製薬-

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの高石秀樹(弁護士・弁理士、中村合同特許法律事務所)です。 今回は、審決取消請求事件(優先権出願1明細書の請求項に記載があったが実施例は無かった化合物について優先権主張2出願時に実施例追加したが、優先権出願1の優先権主張が認められた事例。)-知財高判令和5年(行ケ)第10057号【噴射製品】<本多裁判長>フマキラーv.アース製薬- について解説したいと思います。    ◆判決本文【本判決の要旨、若干の考察】1.特許請求の範囲(請求...
田村 良介

どのような排他権を取得することが目的に適うか?

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田村良介(弁理士法人ライトハウス国際特許事務所)です。 何をクレームとして記載するかを考える際の1つの考え方について、ご紹介したいと思います。  クレームを記載するには、目の前にある発明をどのように捉えるかが重要であることは間違いないのですが、それとは異なる視点も持ち合わせていた方がよい、と考えています。 それは、「どのような排他権を取得することが目的に適うか?」という視点です。 例えば、料理の画像データをもとに、AIを利用して...