知財検定2級

(無料)知財検定2級の傾向と対策(1/10開催セミナー)

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 「知財検定2級の傾向と対策」と題するセミナーを2024年1月10日に開催します。 知財検定2級の試験が3月10日に開催されますが、これを受検する予定の方、受検するか迷っている方などは、ご参加ください。 直近(11月18日)の試験内容を含めた最近の傾向および対策を解説します。 しかも、無料です。 ぜひ、知財部や特許事務所の同僚、部下、御社の技術者や研究者にご紹介ください。多くの方にご参加頂けますと幸いです。   オンラインセミ...
高石 秀樹

(無料)「サポート要件と実施可能要件」について、特許裁判例事典(第4版に向けての原稿)の読み合わせ(12/20開催セミナー)

 高石秀樹先生の「特許裁判例辞典」の第4版が出版されるそうです。 それに先駆けて、この第4版の原稿を用いて、サポート要件と実施可能要件の最近の裁判例について、高石先生、自らが解説してくれます。 第4版の原稿の「サポート要件」、「実施可能要件」の部分をみなさまに配布して、これを画面上に映して解説してくれるそうです。 これは参加するしかないでしょう。 しかも、無料ですので、知財部の方も、特許事務所の方も、ぜひ、ご参加ください。 知財部や特許事務所の同僚、部下等にご紹介ください。多...
石川 勇介

タイにおける営業秘密の保護(現地で問合せが増えている)

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの石川勇介(日本弁理士、元ジェトロ・バンコク事務所)です。 今回は、「タイにおける営業秘密の保護」についてご紹介します。   以下、下記の項目に沿ってご説明します。1.はじめに2.営業秘密の定義3.営業秘密の侵害の定義4.エンフォースメント5.タイでの侵害事例の紹介6.救済手段、訴訟における争点7.現地代理人へのヒアリング8.まとめ  1.はじめに近年、中国からアセアン諸国への生産移管が進んでおり(ジェトロ地域・分析レポート2021...
田村 良介

要素の組み合わせと、発明の捉え方

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田村良介(弁理士、ライトハウス国際特許事務所)です。 アイデアをつくりだすための原理と方法について書かれた「アイデアのつくり方」という書籍があります。1965年に初版が刊行され、現在も読まれている、ジェームス・W・ヤング著の古典的名著です。50ページほどの本で手軽に読むことができますので、ご興味がありましたら、是非ご一読ください。  この「アイデアのつくり方」では、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と...
田中 研二

「除くクレーム」の効果を主張すべきでない理由

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田中研二(弁理士)です。先日、知財実務オンラインで「除くクレーム」についてお話しさせていただきました。(なお、後から見るとなんだか偉そうに喋っていますが、内容の99%は特許委員会の委員全員で調査検討した結果をまとめたものですので、私の寄与は私見部分などごく一部です。。) ライブ配信中で、「除くクレーム」の効果の主張についてご質問いただく場面があったので、今回は「除くクレーム」と「効果」との関係についてまとめてみようと思います。 お...
谷 和紘

(無料)「第2回 クレーム作成勉強会」を開催します。【12/13開催】

 1.クレーム作成勉強会とは?後述する課題(発明)を読んで、クレーム案を作成して下さい。提出して頂ければ、弁理士会実務修習講師、弁理士会育成塾講師の谷和紘先生が添削いたします。提出されたクレーム案について添削し、その内容をセミナー形式で解説いたします。そのセミナーは無料で受講できます。クレーム案を提出して添削してもらう場合は有料です(でも、たったの1,000円です)。(→ありがとうございます。定員に達しました。添削の募集について終了とさせて頂きます。なお、12/13のセミナー...
高石 秀樹

パラメータ発明の進歩性

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの高石秀樹(弁護士・弁理士、中村合同特許法律事務所)です。 審査基準と異なり、裁判所は、パラメータ及びその範囲を発明特定事項と見做して、その容易想到性が論証されない限り進歩性を認める傾向にあります。詳しくは後述するとおり、新規のパラメータが発明の課題解決と関連していると、容易想到性が否定(進歩性が肯定)されやすいと言えます。別の観点から言うと、発明の課題・効果・技術的意義が明細書中に記載されていない場合、パラメータと無関係である場合...
角渕 由英

侵害予防調査について ⑧仮想事例:機能性表示食品

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの角渕由英(弁理士・博士(理学)、特許検索競技大会最優秀賞)です。 連載として侵害予防調査について説明をしています。 前回は「侵害予防調査のポイント(後編)」として、(6)ヒアリングのTIPS、(7)スクリーニングのTIPS、(8)コストを抑えるための「工夫」について述べました。 今回は、侵害予防調査の仮想事例について機能性表示食品を題材として説明をします。 お知らせ知財検定を受検される方は、こちらのページをご確認ください。無料の...
セミナー

(無料)生成AI(ChatGPT)の特許実務における利活用(11/29開催セミナー)

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。  ChatGPTで何ができるんでしょうね。 特許調査? 明細書作成? 意見書の作成? 今回はChatGPTに代表される大規模言語モデル(LLM)の特徴、課題、知財実務における利活用について勉強しましょう。 無料ですので、知財部の方も、特許事務所の方も、ぜひ、ご参加ください。 知財部や特許事務所の同僚、部下等にご紹介ください。多くの方にご参加頂けますと幸いです。    オンラインセミナー開催要領 題名生成AI(ChatGPT)...
高石 秀樹

進歩性判断に何故「本件発明の課題」が影響するのか?

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの高石秀樹(弁護士・弁理士、中村合同特許法律事務所)です。 私が3年前にYouTubeを始めた最初の動画です。もっとも重要な特許要件である進歩性について、日本裁判所の判断傾向を解説しています。(近時は、特許庁も概ね同様です。) Youtube動画はこちらスライドはこちら   お知らせ知財検定を受検される方は、こちらのページをご確認ください。無料の動画セミナー等もあります。 本稿では、同動画の行間を埋めて、敷衍して説明します。 <目次...