2023-08

石川 勇介

東南アジアに対する欧米の知財保護・執行に関する評価レポート(インドネシア、タイ、ベトナムが監視指定)

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの石川勇介(日本弁理士、元ジェトロ・バンコク事務所)です。 今回は、「東南アジアに対する欧米の知財保護・執行に関する評価レポート」についてご紹介します。 お知らせ知財検定を受検される方は、こちらのページをご確認ください。無料の動画セミナー等もあります。  1.はじめにまずは、2022年の東南アジアの「1人当たりGDP(USドル)」と『実質GDP成長率(%)』を示したグラフをご紹介します。  1人当たりGDP(USドル)」と『実質G...
セミナー

(無料)第2回_知財相談室 【11/22開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 今年の4月に『予め頂いた「専門家チームに聞きたいこと」へ回答する座談会』=知財相談室を開催させて頂いたのですが、意外にも(?)好評であったため、この度、第2回_知財相談室を開催させて頂こうと思います。 今回も「専門家チームへ聞きたいこと」を募集いたします。こちらをクリックして「専門家チームへ聞きたいこと」を書き込んで頂けますと幸いです。 ↓ 今回も昼休みの時間帯(12~13時)に開催しますので、昼ご飯を食べながら、気楽に聞い...
セミナー

(無料)インド特許実務~最新の実務動向と拒絶理由対応の勘所~【10/25開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋(弁理士・技術士)です。 最近、インドへ特許出願するケースが増えてますよね。 数年前ですとインドではマジメな審査は無かったように思います。 ファミリーのUS出願で特許査定がでるまで待って、US許可クレームに補正するとインドでも登録されてOKという感じが多かったのではないでしょうか。 しかしながら、最近、インドでは(以前よりは)マジメに審査され、しかも、かなり強引な拒絶理由がでるように思います。 相変わらずUS許可クレームに補正すれば...
田中 研二

「技術的意義」って何?

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田中研二(弁理士)です。 専門家チームの先生方に比べるとまだまだ未熟な身ですが、実務上の素朴な興味や疑問を調べてみたり、日々の実務から得たちょっとした学びを紹介したりしていきます。 少しでも皆様の参考になれば幸いです。  最初のテーマとして、特許実務でよく使われる「技術的意義」という概念を取り上げてみます。 この「技術的意義」という言葉、意外と多義的に使われており、特に実務初心者の方は混乱しがちなように思われます。というか実のとこ...
角渕 由英

侵害予防調査について  ⑦ 侵害予防調査のポイント(後編)

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの角渕由英(弁理士・博士(理学)、特許検索競技大会最優秀賞)です。連載として侵害予防調査について説明をしています。前回は「侵害予防調査のポイント(中編)」として、(4)リスクに応じた調査範囲の設定と、(5)侵害予防調査におけるカバー率について述べました。今回は、「侵害予防調査のポイント(後編)」として、(6)ヒアリングのTIPS、(7)スクリーニングのTIPS、(8)コストを抑えるための「工夫」について説明をします。 お知らせ知財検...
セミナー

数値限定発明・パラメータ発明の特許実務と特許戦略 【11/10開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋政治(弁理士・技術士)です。 元特許庁審査官・弁護士・弁理士の小林正和先生に、数値限定発明・パラメータ発明について、教えて頂けることになりました。 私は、個人的に、非常に楽しみです。 化学系の方には、もちろん非常に役立つと思いますが、機械系・電気系の方にも役立つのではないでしょうか。 数値限定発明、パラメータ発明は、化学系の発明では一般的だと思いますが、機械系や電気系の発明では、いまだ珍しいと思います。 だからこそ、引例が存在せず、...
セミナー

(無料)職場とビジネスシーンにおける著作権問題の境界線【9/20開催セミナー】

 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋(弁理士・技術士)です。 友利昴さんに「職場とビジネスシーンにおける著作権問題の境界線」という題名でご講演いただきます。 ご存知の方も多いと思いますが、友利さんは、上記の『職場の著作権対応100の法則』の他、  などの著者ですね。 面白いお話を聞けると思います。  無料ですので、知財部の方も、特許事務所の方も、ぜひ、ご参加ください。 知財部や特許事務所の同僚、部下等にご紹介ください。多くの方にご参加頂けますと幸いです。    オン...
セミナー

(無料)商標 コンセント制度の導入と実務上の留意点(10/4開催セミナー)

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。  商標法に「コンセント制度」が導入されるらしいですね。 知ってましたか? スミマセン、私、知りませんでした。 そこで商標専門弁理士の中村祥二先生に教えて頂くことにしました。 一緒に勉強しましょう。  無料です。知財部の方も、特許事務所の方も、ぜひ、ご参加ください。 知財部や特許事務所の同僚、部下等にご紹介ください。多くの方にご参加頂けますと幸いです。    オンラインセミナー開催要領 題名商標コンセント制度の導入と実務上の留...
田村 良介

異なる課題を解決する2つの発明特定事項を1つの請求項に含むことについての考察

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田村良介(弁理士、ライトハウス国際特許事務所)です。 ついに完成! これまでにない新しい筆記具について、特許出願をすることに。 検討した結果、以下のように、特許請求の範囲を記載しました。 【特許請求の範囲】【請求項1】軸と、軸の中心部に設けられる筆記芯とを備える、筆記具。【請求項2】軸の長手方向に垂直な断面が多角形である、請求項1に記載の筆記具。【請求項3】軸の一端に消しゴムを備える、請求項1又は2に記載の筆記具。  請求項1は、...