「外国特許出願(米・欧・中・韓)の中間処理対応の全体像と各国比較」と題するセミナーを10/21に開催します。

 

こんにちは、知財実務情報Lab. 管理人の高橋政治(弁理士・技術士)です。

  
以前と比べて、最近は外国出願するケースが増えていますよね。

  
「日本人の日本国への出願件数は減っているが、PCT出願件数は増えている」という統計データもありますので、外国出願が増えているのは間違いないなさそうです。

  
さて、外国の中でもどこの国に出願するかですが、やっぱり、米、欧、中、韓が多いですよね。これらの主要国は、今も昔も外せません。
 

ここで1つ困ったことは米、欧、中、韓の中間対応の方法が異なるということですね。
 

その違いを理解していないと、うまく権利化できません。
 

そこで、米、欧、中、韓の中間対応の違いをしっかり理解したいなぁ、と考え、これを解説するセミナーを企画しました。

 

講師は、なんと、あの特許の鉄人の企画者、そして、今、Youtubeでウワサの知財実務オンラインの運営者でもある加島先生です。

 

米、欧、中、韓の中間対応について、加島先生にしっかり教えてもらいましょう。

 
なお、今回のセミナーは昨年の2021/11/19に開催した同題名のセミナーをバージョンアップしたものです。8割くらいは同じ内容ですので、昨年のセミナーに参加した方はその点をご確認ください。

 

 

<オンラインセミナー開催のお知らせ>

題名

外国特許出願(米・欧・中・韓)の中間処理対応の全体像と各国比較 ~事例を用いた具体的対応方法の検討~

 

講師

日本橋知的財産総合事務所 代表弁理士 加島 広基 先生

 

概要

国内や外国の特許出願を取り扱う企業の知的財産部や特許事務所の担当者にとって、国内出願の中間処理に比べて外国特許出願の中間処理は国ごとに法制度や審査基準が異なるため難しく感じられるという意見をよく聞きます。これは「中間処理対応の型(パターン)」が国内出願の中間処理に比べて分かりにくいことが原因です。

とりわけ、米国の特許審査は他国と比べて根本的に違う部分も数多くあり、出願時のクレームの立て方も含めて頭の切り換えが必要になってきます。また、コンピュータ・ソフトウエア関連発明については米、欧では審査をスムーズに進めるためにも日本とクレームの立て方が大きく異なってきます。

本セミナーでは、各国の中間処理対応の各局面においてどのような拒絶理由通知が出されるか、それに対してどのような対応を行うのがベストであるかを、具体的な事例を用いて対応方法を提示いたします。

さらに、外国出願の明細書作成や中間処理対応の型を身につける上で役に立つ、講師の持つ具体的なノウハウを公開いたします。

是非、この機会に多数ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

 

プログラム(予定)

1.総論・外国の特許庁による審査は国によってこれだけ違う
☑各国の中間処理対応における固有の課題とは
☑日本企業のクレームの書き方の傾向や特徴にマッチする国としない国
☑腕の良い現地代理人の見つけ方や現地代理人の活用方法について
☑補正要件の厳しさ、特許適格性(発明該当性)の厳しさ、明確性要件の厳しさ、進歩性(非自明性)のレベルについての各国比較
☑各国の近年の審査トレンドを紹介


2.米国の中間処理対応
☑米国の権利化過程で立ち塞がる5つの壁を乗り越えるためにテクニック
 (1)特許適格性(101条)に関する近年の動向(機械分野にも101条違反と判断されるケースの紹介)
 (2)新規性判断(102条)において知っておくべきクレーム解釈におけるBRI(最も広い合理的な解釈)
 (3)非自明性違反(103条)への対応方法とは?
 (4)近年厳しく判断される記載要件違反(112条(a)(b))について
 (5)ミーンズプラスファンクションクレーム(112条(f))と認定されないようにするには?
☑限定要求・選択要求への対応方法の紹介
☑RCE無間地獄に嵌まらないようにするための方策

3.欧州の中間処理対応
☑拡大サーチレポート、OA、口頭審理開催通知、審判までの審査の流れの紹介
☑維持年金支払いを抑制すべく審査を促進するには
☑補正要件の厳しさについてクレーム補正が認められない5つのケースとは
☑コンピュータ・ソフトウエア関連発明における発明の技術的要素と非技術的要素の切り分け
☑仮想事例を用いた進歩性違反への具体的な対応方法の紹介

4.中国・韓国の中間処理対応
☑欧州同様に悩ましい中国の補正要件の厳しさ
☑中国における進歩性判断の厳しさにどう対応するか
☑日本と異なる韓国の中間処理の流れの紹介

5.各国の中間処理対応を踏まえた、グローバル特許出願戦略
☑欧州、中国の厳しい補正要件に対応したクレームドラフティングとは
☑米国のBRIを見越した具体的技術要素のクレームへの盛り込みについて
☑機能的・概念的クレームと、実施形態限定的クレームとを組み合わせたハイブリッド型クレームドラフティングとは
☑複数の国に出願を行う場合に留意すべき点は?(セルフコリジョンの適用について)
☑欧州では大事になるマルチのマルチクレームについて

  

開催日

2022.10.21(金) 10~16時(5h。12~13時は昼休み。その他途中休憩あり)

※ 当日の録画をセミナー開催後、2週間、視聴いただけるようにします(2022.10.24(月)~2週間の予定)。当日参加できない方は録画のみ視聴頂くこともできます。当日参加して更に録画を視聴することも可能です。費用は同じです。

  

開催方法
  • セミナー当日は、テレビ会議システム(Zoom)を用いたオンラインセミナーを開催します。
  • カメラが付いたパソコンやスマホ、タブレットからも参加できます。
  • こちらからお伝えするURLをクリックするだけで接続することができますので、何も難しいことはありません。初めてZoomを用いる方でも問題なく参加頂けます。
  • 万が一、何らかの理由で当日セミナーをうまく受講できなくても、録画を視聴いただけます(2週間の予定)。
  • セミナー当日であれば講師へ直接質問も可能です。(録画視聴の場合は質問できません。)
  • 講師の顔が画面に表示されますが、受講者の顔は画面に表示されません。
  • 当日参加ではなく、録画のみで受講して頂くこともできます。申し込み方法等は変わりません。
  • パワポ資料(PDF)は前日および/または前々日にメールで配布します。

 

受講料
  • 45,000円/人(税込49,500円/人)
  • 「当日オンラインで受講」、「録画のみ受講」または「当日オンラインで受講+録画も受講」のいずれでも同じ受講料です。
  • いずれの場合も領収書(PDF版)を発行いたします。紙の領収書は発行いたしません。
  • 銀行振込の場合、請求書(メール本文の簡易版)を発行いたします。

  

申し込み方法
< 銀行振込の場合 >
  • こちらをクリックして開く申込みフォーム、またはこちらのURL(https://chizai-jj-lab.com/seminar20221021/ )から開く申込みフォームに必要事項を記入して送信して下さい。
  • すぐにお振込み頂くための情報(銀行口座等)が記載された自動返信メールが届くはずですので(届かなければご連絡ください)、そのメールに記載の銀行口座に数日以内にお振込みください。開催日の3日前までにお振込み下さい。
  • 開催日の前日および/または前々日までにZoomへ接続するためのURLとハンドアウト(PDF)をメールでお送り致します。万が一、開催日の前日までに連絡が来ない場合は、お問い合わせページからご連絡ください。
< クレジットカード払いの場合 >

 

申込期間
  • 本日から10/18(火)まで
  • 録画のみ視聴する予定の方も、この日までにお申込み下さい。

 

全体の流れの確認

(1)「当日オンラインで受講」、「録画のみ受講」または「当日オンラインで受講+録画も受講」のいずれであっても、申し込み方法は同じです。費用も同額です。

1.1 銀行振込の場合は、こちらをクリックして開く申込みフォーム、またはこちらのURL(https://chizai-jj-lab.com/seminar20221021/ )から開く申込みフォームに必要事項を記入して送信して下さい。すぐにお振込み頂くための情報(銀行口座等)をメールで自動返信いたしますので、数日以内にお振込みください。メール本文が簡易な請求書になっています。

1.2 クレジットカード払いの場合は、こちらをクリックして開くPassMarketのページ、またはこちらのURL(https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02ac75vayvg21.html )のPassMarketのページ(同じページです)から申し込みおよび入金を行って下さい。

  

銀行振込、クレジットカード払いのいずれの場合も、申し込み後、2営業日以内にメールで領収書をお送り致します。万が一、2営業日以内に領収書が届かない場合、お問い合わせページからご連絡ください。

(2)開催日(10/21)の前日および/または前々日に「Zoomへ接続するためのURL」、「ハンドアウト(PDF)」をメールでお送り致します。「録画のみ受講」の方も含め全員に送ります。

(3)当日(10/21)受講する方は、開始時刻の10分くらい前になったら「Zoomへ接続するためのURL」へアクセスして下さい、必要に応じて「ハンドアウト(PDF)」は印刷しておいて下さい。当日受講の場合は、講師に直接質問することもできます。

(4)セミナー終了後、数日以内に(10/24の予定)、録画を視聴いただくための情報を全員にメールで送ります。視聴可能期間は2週間の予定です。当日参加できなかった方、当日参加したけど復習したい方、予定通り録画で受講したい方など、申し込んで頂いた方は全員、録画を視聴いただくことができます。ただし、質問はできません。ご了承ください。

 

今回のオンラインセミナーの特徴

(1) オンラインで開催します。いつでも、どこからでも参加できます。

(2) 録画のみを受講することもできます。突然予定ができて当日参加できなくなっても録画で視聴いただけます。当日受講して更に録画を視聴することもできます。

(3) セミナー当日であれば講師へ質問等して頂くこともできます。

以上、不明点等があれば、お問い合わせページからご連絡ください。