明細書・意見書を書く人なら絶対に読まなければならない書籍7選
知財実務情報Lab.管理人の高橋政治(弁理士・技術士)です。
先日の2022/8/4にYoutubeチャンネル「知財実務オンライン」に呼んで頂き、「明細書・意見書を書く人なら絶対に読まなければならない書籍7選」という題目でお話しさせて頂きました。
今日は、その話の要点を書かせて頂きたいと思います。
要点だけでなく、全体を知りたい方はYoutubeから「知財実務オンライン」を検索して頂いて、該当動画を視聴して頂ければと思います。
今回挙げさせて頂いた7つの書籍の各々を一言で表すと、以下の通りです。
No.1 これを読まなきゃ始まらない分厚い本
No.2 無料は信じ難い。文章の書き方はこれだけで概ねOK
No.3 発明の把握からクレーム作成までをまとめた良書。初中級者向け
No.4 外国出願を考慮した明細書の書き方を学ぶ名著。中上級者向け。
No.5 化学・バイオ系なら必須、最高の1冊。しかし・・・
No.6 「20年も早く生まれてしまった天才」のような本
No.7 最後に・・・
それでは各々について説明させて頂きます。
(9/22開催セミナー)
他社を牽制して自社の事業を強くするソフトウェア特許を取得するための実務的ノウハウ
ソフトウエア特許は特許回避が容易な技術分野の代表格ですが、今回、ソフトウェア特許の権利化実務に詳しい田村先生に「うまいソフトウェア特許の取り方」について解説して頂くセミナーを開催いたします。
ソフトウェア特許に携わっている方はご参加いただければと思います。
(9/14開催セミナー)
(無料)第4回 特許・実用新案 審査基準の勉強会
元特許庁審査官の松本先生に、特許・実用新案審査基準を解説してもらう勉強会(セミナー)を開催しています。
「今から審査基準をキッチリ勉強したい人のキッカケ」、「以前勉強したが結構忘れてしまった方の復習」などとしてご利用頂ければと思います。
知財部や事務所の同僚、部下等にご紹介頂き、多くの方にご利用頂けると幸いです。
(9/29~10/13開催セミナー)
(無料)マルチマルチクレーム制限が日本の審査実務および外国出願へ及ぼす影響と対応策
このセミナーは、日本知的財産協会が発行している「知財管理誌 2022年8月号」に掲載された同題名の論文に基づいています。
<抄録>
マルチマルチクレーム制限が日本の審査実務、特に新規性、進歩性、記載要件(サポート要件、実施可能要件)、発明の単一性、シフト補正に及ぼす影響について典型例を挙げて検討し、対応策についても言及した。また、マルチマルチクレーム制限が外国出願、特に欧州、中国、韓国、米国への特許出願へ及ぼす影響ならびにそれを考慮したPCT出願および日本への基礎出願の内容について検討し、対応策についても言及した。