(無料)「第2回 クレーム作成勉強会」を開催します。【12/13開催】

 

1.クレーム作成勉強会とは?

  • 後述する課題(発明)を読んで、クレーム案を作成して下さい。提出して頂ければ、弁理士会実務修習講師、弁理士会育成塾講師谷 和紘 先生が添削いたします。
  • 提出されたクレーム案について添削し、その内容をセミナー形式で解説いたします。そのセミナーは無料で受講できます。
  • クレーム案を提出して添削してもらう場合は有料です(でも、たったの1,000円です)。(→ ありがとうございます。定員に達しました。添削の募集について終了とさせて頂きます。なお、12/13のセミナーへはどちら様も無料で参加いただけます。

 

 

 

2.講師

谷 和紘 先生 (弁理士 実務修習講師 育成塾講師)

 
プロフィック特許事務所:
http://www.profic.jp/

 

 

 

3.今回の課題(発明内容)

以下の「本発明」について特許出願する場合のクレーム案を作成して下さい。ここをクリックすると、以下と同一内容の資料(PDF版)がダウンロードできますので、宜しければご利用ください。

 

★クレーム案作成時の注意事項★

  • 解説時間の都合上、請求項の数は5個までとして下さい。
  • 時間の都合上、全ての請求項について動画内で解説できない場合があることをご了承下さい。
  • 以下に、従来技術及び本発明について説明を記載しますが、説明から発明を十分に理解できない場合には、各自で調べて下さい。

 

 

【従来技術】

従来のズボンを吊り下げるハンガーとしては、例えば、図1に示すハンガーが知られている。

このようなハンガーは、クリップにフックが取り付けられた構造を有している。

【図1】

 

図1に示すハンガーは、図2に示すように、クリップでズボンの裾を挟む。

これにより、ズボンに皴が生じることなくズボンを保管できる。

【図2】

 

【問題点】

クリップを操作してズボンの裾を挟む必要があり、操作が面倒である。

 

 

【本発明の説明】

図3に示すように、本発明のハンガーは、フック、フレーム、左ローラ、右ローラ、2本の左アーム、左シャフト、2個の左ストッパ、右ローラ、2本の右アーム、右シャフト及び2個の右ストッパを備えている。

フレームは、角ばった逆U字形状を有している。左シャフトは、前後軸に沿って延びており、フレーム左部の下端部に支持されている。2本の左アームは、シャフトに支持されている。2本の左アームは、左シャフトを中心にスイングできる。

左ローラは、前後軸に沿って延びる中心軸線を有する円柱形状を有している。左ローラの前端及び後端は、2本の左アームに支持されている。左ローラは、左ローラの中心軸線周りに回転できる。また、2本の左アームが左シャフトを中心にスイングすることにより、左ローラが左シャフトを中心にスイングする。

2個の左ストッパのそれぞれは、2個の左アームに接触することにより、2個の左ストッパの回転を規制する。

 

 

次に、ハンガーの使用方法について説明する。

図4に示すように、ズボンが吊り下げられていない状態では、左アームの下面が左ストッパに接触し、かつ、右アームの下面が右ストッパに接触している。

そして、左ローラと右ローラとが互いに接触している。

 

 

 

図5に示すように、左ローラ及び右ローラの下からズボンが挿入されると、左アームが反時計回りに回転し、右アームが時計回りに回転する。

これにより、左ローラと右ローラとが接触しなくなり、左ローラと右ローラとの間の空間にズボンが挿入される。

 

 

 

図6に示すように、ズボンを上に押すことをやめると、ズボンが自重により下方向に移動する。これにより、左ローラが時計回りに回転し、右ローラが反時計回りに回転する。

更に、左アームが時計回りに回転し、かつ、右アームが反時計回りに回転する。この時、左ローラと右ローラとの間隔が小さくなるので、左ローラは、ズボンを介して右ローラにより左方向に押され、右ローラは、ズボンを介して左ローラにより右方向に押される。

そして、フレーム左部は、左ローラに加わる力により左アームを介して左方向に押される。

フレーム右部は、右ローラに加わる力により右アームを介して右方向に押される。

これにより、フレームが弾性変形し、フレームの左部とフレームの右部との間隔が広がる。

この時にフレームに生じる弾性力が左アーム及び右アームを介して左ローラ及び右ローラに伝わることにより、左ローラと右ローラとがズボンを挟む。

 

 

以上のようなハンガーによれば、ズボンを下から上へと押し込むだけで、ハンガーにズボンを取り付けることができる。

 

以上

ここをクリックすると、上記と同一内容の資料(PDF版)がダウンロードできますので、宜しければご利用ください。)

 

 

 

4.自分が作成したクレーム案を添削してほしい方へ

  • クレーム案を提出して頂ければ、弁理士会実務修習講師、弁理士会育成塾講師谷 和紘 先生が添削いたします。
  • 添削結果をセミナー形式で(おそらく)大勢の前で解説します。個人的に添削結果が伝えられるわけではありません。そのセミナーに参加して頂くことで、ご自分のクレーム案への添削結果を知って頂くことになります。
  • セミナー形式で各クレーム案について添削結果を解説する際、クレーム作成者の名前は匿名にします。
  • クレーム案提出の募集は、先着、6名まで、とさせて頂きます。
  • クレーム案は2023年11月30日(→ 延長しました)までに、所定のアドレスへメールで提出して頂きます。メールアドレスは申込者へお知らせ致します。
  • クレーム案を提出して添削してもらう場合、1,000円(税込み1,100円)がかかります。こちら、または以下の画像をクリックして開くページから費用を払って頂くと、ワードファイルがダウンロードできます(できない場合は問い合わせページからご連絡下さい)。ダウンロードされたワードにクレーム案等を記載し、ワードに記載の所定のメールアドレスへ、11月30日(→ 延長しました)までに、そのワードファイルを送って下さい。

(→ ありがとうございます。定員に達しました。添削の募集については終了とさせて頂きます。

↓↓こちらの画像をクリックして下さい↓↓ 

 

 

 

5.セミナーの開催日、参加方法など

開催日

2023.12.13(水) 13:00~14:45(1時間45分の予定)

 

  

開催方法
  • Zoomを用いたオンラインセミナーです。
  • パソコンやスマホ、タブレットから参加できます。
  • こちらからお伝えするURLをクリックするだけで接続することができますので簡単です。初めてZoomを用いる方でも問題なく参加頂けます。
  • 講師へ質問することもできます。
  • 講師の顔は画面に表示されますが、受講者側のカメラとマイクは常にオフになるように設定してあります(必要に応じて主催者側から皆さんのマイクをオンにすることはできます)。

 

受講料
  • 無料(クレーム案を添削してもらわない場合)
  • 有料(クレーム案を添削してもらう場合)

 

参加方法
  1. 開催時刻の直前(30分前を予定)に、メルマガでZoomへ接続するためのURLをお知らせします。したがって、事前に、このページの右上または下方のMail Magagine登録フォームからメールアドレスとお名前を入力し、「確認」ボタンを押して、メルマガを受信できるようにしておいて下さい。
  2. メルマガ登録すると、すぐに自動で返信メールが届きますので、こちらを参考にして、メルマガを確実に受信できるように設定しておいて下さい。なお、恐縮ですが、これ以外に今回の勉強会(セミナー)へ参加する方法はありません。例えば開催の直前にメルマガが届かないとメールで連絡いただいても対応できませんし、事務所へ電話いただいても当日、私は事務所にいないので電話は繋がりません。無料セミナーですので、ご協力を宜しくお願い致します。このページの右上の登録フォームの直下にも記載されていますが、@outlook.jpおよび@hotmail.comのメールアドレスは登録がエラーになってしまう傾向があります。また特定の会社のメールアドレスについてもエラーになってしまうようです。ご注意ください。メルマガ登録の直後に自動返信メールが来なかったら、うまく登録されていないと思って下さい。
  3. なお、知財実務情報Lab.は2種類のメール登録フォームがありますので、ご注意ください。詳しくはこちらのページを参照してください
  4. 開始時刻の直前(30分前を予定)に届くメルマガ(メール)に記載のURLをクリックしてZoomへ接続して下さい。パソコンでもスマホでも接続できます。
  5. セミナー中、質問があれば画面下方の「Q&A」から質問して下さい。
  6. 画面上にパワポ等を映して解説する予定です。