立花 顕治

日本と欧米のクレーム作成のしきたりの違い
ソフトウエア編~その2~

おはようございます。知財実務情報Lab.専門家チームの立花顕治です。 前回に引き続き、欧米のソフトウエア分野のクレーム作成のしきたりについて説明します。 前回は、デバイスクレームの記載方法について説明しましたが、今回は、その他のカテゴリーの記載方法について説明します。 お知らせ「インド特許実務、その特殊性、対応ポイントおよび審判廃止などコロナ禍以降の最新動向」と題するセミナーを8/26に開催します。 ご興味をお持ち下さったら、以下をクリックして開くページにて詳細をご確認くださ...
立花 顕治

(無料セミナー)訴訟と外国出願に耐え得る明細書の作成の基礎 ~特に、明細書の構造とその役割、及びサポート要件と属否判決から見た変形例の記載方法~

 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 立花顕治先生(レクシア特許法律事務所 代表パートナー)に講演して頂けることになりました。 しかも「無料」です。 立花先生は日本の弁理士であり、米国パテントエージェント試験にも合格し、上記の書籍「日米欧中に対応する特許出願戦略と審査対応実務」の他、書籍「米国特許明細書の作成と審査対応実務」も執筆されています。 また、多くの訴訟も経験されており、超一流の弁理士と言って良いと思います。 私のあこがれの先生です。  そんな立花先生...
田村 良介

主張に説得力をもたせるには?

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田村良介(弁理士、ライトハウス国際特許事務所)です。 拒絶理由通知に対する意見書など、特許の実務では、文章に説得力をもたせることが重要となります。 今回は、どのように主張に説得力をもたせるのかについて、お話をさせていただきます。 以下のようなケースを考えてみます。  「鉛筆」は公知、「消しゴム」も公知になっています。このような状況で、鉛筆の後ろに消しゴムがついている「消しゴム付き鉛筆」を発明したとします。ここでは「消しゴム付き鉛...
石川 勇介

東南アジアの職務発明制度(報酬額は?)

こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの石川勇介(日本弁理士、元ジェトロ・バンコク事務所)です。  今回は、「東南アジアの職務発明制度」についてご説明したいと思います。 1.はじめに近年、東南アジアに進出している日系企業において「現地の職務発明規定の整備」を進める動きがあり、具体的な職務発明契約書の内容や、職務発明において従業者に支払う報酬の規定についての問合せが増えていると現地から聞いています。 そこで、今回はアセアン主要6カ国(タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシ...
森田 裕

知財コンサルティングは稼げるのか?

 おはようございます。知財実務情報Lab.専門家チームの森田裕(大野総合法律事務所パートナー弁理士、博士(医学))です。 知財コンサルティングは稼げるのかという問題について簡単に意見を述べておきたいと思います。 結論から述べると稼げると思いますし、クライアントの事業への貢献が大きいほど稼げるので、次元がかなり違ってくるのではないかと思われます。 出願をしないとなぜか宣言して、有料で知財コンサルティングをしていたことがあるので、意見を述べる資格はあるのではないかと思っています。...
松本 公一

(無料)第3回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会を7/27に開催します。

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 元特許庁審査官の先生をお招きして、特許・実用新案審査基準を解説して頂くセミナーを開催しています。 (現在、第2回勉強会の録画を専用サイトで公開しています。専用サイトへログインする方法はこちらをご参照ください。)  第3回目の特許・実用新案審査基準の勉強会(セミナー)を開催しますので、ご参加いただければと思います。 「今から審査基準をキッチリ勉強したい人のキッカケ」、「以前勉強したが結構忘れてしまった方の復習」などとしてご利用...
高橋 政治

(無料)「第1回・特許の基礎知識」と題するセミナーを7/6に開催します。

 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 私の書籍「技術者・研究者のための特許の知識と実務(第4版)」を用い、この内容を解説するセミナーを開催いたします。 何回かに分けて、最初から順に、一通り解説していきたいと思っています。 「技術者・研究者のための・・・」とありますが、知財部や特許事務所に所属していてまだ経験が浅い方や事務員さんに聞いて頂ければ、お役に立つのではないかと思っています。 もちろん、技術者、研究者の方もご参加ください。 無料ですので、お知り合いにご紹...
セミナー

「インド特許実務、その特殊性、対応ポイントおよび審判廃止などコロナ禍以降の最新動向」と題するセミナーを8/26に開催します

 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 最近、インドへ特許出願するケースが増えてますよね。 数年前ですとインドではマジメな審査は無かったように思います。 ファミリーのUS出願で特許査定がでるまで待って、US許可クレームに補正するとインドでも登録されてOKという感じが多かったのではないでしょうか。 しかしながら、最近、インドでは(以前よりは)マジメに審査され、しかも、かなり強引な拒絶理由がでるように思います。 相変わらずUS許可クレームに補正すれば特許査定を出して...
角渕 由英

特許分類とキーワードについて ~ 特許分類の必要性 ~

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの角渕由英(弁理士・博士(理学)、特許検索競技大会2017最優秀賞)です。 今回は、特許調査において検索キーとして用いられる「特許分類」と「キーワード」について、特に「特許分類」の必要性について、述べたいと思います。 特許調査で入力する検索式を作成するときにポイントとなるのが、特許分類やキーワードの選定です。 後述しますように、特許分類を用いる場合とキーワードを用いる場合の長所・短所を正しく理解して、バランスよく適切に使い分けるこ...
長谷川 寛

(無料)第2回・欧州特許実務の勉強会を7/14に開催します。

 こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 前回に引き続き、欧州特許弁理士、ドイツ弁理士、日本弁理士の長谷川寛先生に、欧州特許実務のポイントを解説して頂くセミナーを開催します。 第2回の勉強会は、欧州単一効特許についてです。  無料ですので、知財部や特許事務所の同僚、部下等にご紹介ください。多くの方にご利用頂けると幸いです。 第2回は、7月14日(木)の16~17時に開催します。     オンラインセミナー開催要領題名<第2回>欧州特許実務勉強会  講師長谷川寛先生...