
タイの特許・実用新案の権利化期間(技術分野で異なる)
こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの石川勇介(弁理士、元ジェトロ・バンコク事務所)です。 今回は、「タイの特許・実用新案の権利化期間(技術分野で異なる)」についてご説明したいと思います。 1.はじめに前回の記事「東南アジアの実用新案」では、実用新案について権利期間が短いといったデメリットはあるものの、①「権利の保護対象」が特許と同じであること、②「新規性・進歩性の要件」について進歩性は必要なく、新規性があれば権利が有効になること、③登録されればそのまま権利行使を行え...