こんにちは、知財実務情報Lab. 管理人の高橋です。
最近、インドへ特許出願するケースが増えてますよね。
数年前ですとインドではマジメな審査は無かったように思います。
ファミリーのUS出願で特許査定がでるまで待って、US許可クレームに補正するとインドでも登録されてOKという感じが多かったのではないでしょうか。
しかしながら、最近、インドでは(以前よりは)マジメに審査され、しかも、かなり強引な拒絶理由がでるように思います。
相変わらずUS許可クレームに補正すれば特許査定を出してくれることは多いのですが、最近はUS許可クレームが出る前にインドで拒絶理由がでることも多く、また、ファミリーのUS出願が無い場合もあり、「US許可クレームに補正すれば何とかなる」が通用しないケースが散見されるようになりました。
さらに審査官によっては全くと言っていいほど補正を認めないケースがあり、こうなるとかなり困ることになります。
加えて、インド特許法は刻々と変化しており、ここ最近(コロナ禍以降)でも、かなり大きく変わっています。
一番大きな変化は「審判がなくなった!」ということだと思います。日本で審判が無くなることは有り得ないと思いますが、インドでは実際に無くなってしまいました! 拒絶査定になったらどうすればよいのでしょうか!?
このようにインド特許実務は日本とはかなり異なり、特に最近は非常に難しくなっています。
そこで、企業知財部および特許事務所を含め、おそらく全ての特許実務家(私も含む)が、最新のインド特許実務を知る必要があると考え、それを解説するセミナーを企画しました。(私自身が知りたいから企画したのですが。)
そして、インド特許実務の第一人者と言って良いともいますが、「インド特許実務ハンドブック」の著者である安田恵先生から、直接、インド特許実務について教えてもらいます。
みなさん、ぜひ、私と一緒に安田先生にインド特許実務を教えてもらいましょう。
2022/8/26の午後にオンラインセミナーを開催しますので、以下を確認のうえ、お申込み頂ければと思います。
なお、当日のセミナーを録画して、後から視聴できるように致します。当日のオンラインセミナーのみの参加もできますし、後日の録画のみを受講することもできますし、両方も可能です(受講料は変わりません)。
<オンラインセミナー開催のお知らせ>
題名
インド特許実務、その特殊性、対応ポイントおよび審判廃止などコロナ禍以降の最新動向
講師
河野特許事務所 弁理士 安田 恵 先生
概要
インド特許法は日本特許法と相違する手続や規定が数多く存在します。
法解釈も十分に確立されておらず、刻々と変化しています。
本セミナーでは、日本の特許実務家がインド特許の権利化・維持に必要な基礎知識および実務上のポイントを説明します。
また、コロナ禍における実務、国内実施報告の新実務、IPAB(審判部)の廃止等、インド特許実務の最新動向を説明します。
プログラム(予定)
1.インド特許制度の概要
2.権利化実務
(1)特許出願手続の概観
(2)特許出願
(3)出願権の証拠
(4)関連外国出願情報提供
(5)外国出願許可
(6)国内段階出願と優先権書類の翻訳文
(7)特許要件と不特許事由
(8)審査請求・早期審査請求
(9)審査手続
(10)拒絶理由解消期間(アクセプタンス期間)
(11)聴聞
(12)補正
(13)分割
3.権利維持手続
(1)特許付与・更新手続
(2)国内実施報告制度
4.異議申立と審判
(1)付与前異議申立
(2)付与後異議申立
(3)審判
5.最新動向
(1)コロナ禍における手続期限
(2)国内実務報告の新実務
(3)審判部の廃止
(4)PCT出願の相互管轄化
6.参考資料
7.Q&A
開催日
2022.8.26(金) 13~17時(4h。途中休憩あり)
※ 当日の録画をセミナー開催後、2週間、視聴いただけるようにします(2022.8.29(月)~2週間の予定)。当日参加できない方は録画のみ視聴頂くこともできます。当日参加して更に録画を視聴することも可能です。費用は同じです。
開催方法
- セミナー当日は、テレビ会議システム(Zoom)を用いたオンラインセミナーを開催します。
- カメラが付いたパソコンやスマホ、タブレットからも参加できます。
- こちらからお伝えするURLをクリックするだけで接続することができますので、何も難しいことはありません。初めてZoomを用いる方でも問題なく参加頂けます。
- 万が一、何らかの理由で当日セミナーをうまく受講できなくても、録画を視聴いただけます(2週間の予定)。
- セミナー当日であれば講師へ直接質問も可能です。(録画視聴の場合は質問できません。)
- 講師の顔が画面に表示されますが、受講者の顔は画面に表示されません。
- 当日参加ではなく、録画のみで受講して頂くこともできます。申し込み方法等は変わりません。
- パワポ資料(PDF)は前日および/または前々日にメールで配布します。
受講料
- 36,000円/人(税込39,600円/人)
- 「当日オンラインで受講」、「録画のみ受講」または「当日オンラインで受講+録画も受講」のいずれでも同じ受講料です。
- いずれの場合も領収書(PDF版)を発行いたします。紙の領収書は発行いたしません。
- 銀行振込の場合、請求書(メール本文の簡易版)を発行いたします。
申し込み方法
< 銀行振込の場合 >
- こちら<申込終了>をクリックして開く申込みフォームから開く申込みフォームに必要事項を記入して送信して下さい。
- すぐにお振込み頂くための情報(銀行口座等)が記載された自動返信メールが届くはずですので(届かなければご連絡ください)、そのメールに記載の銀行口座に数日以内にお振込みください。開催日の3日前までにお振込みできない場合はお問い合わせページからご連絡ください。
- 開催日の前日および/または前々日までにZoomへ接続するためのURLとハンドアウト(PDF)をメールでお送り致します。万が一、開催日の前日までに連絡が来ない場合は、お問い合わせページからご連絡ください。
< クレジットカード払いの場合 >
- こちらをクリックして開くPassMarketのページ、またはこちらのURL(https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0232t5txg1f21.html )のPassMarketのページ(同じページです)から申し込みおよび入金を行って下さい。
- 開催日の前日および/または前々日までにZoomへ接続するためのURLとハンドアウト(PDF)をメールでお送り致します。万が一、開催日の前日までに連絡が来ない場合は、お問い合わせページからご連絡ください。
申込期間
- 本日から8/22(月)まで
- 録画のみ視聴する予定の方も、この日までにお申込み下さい。
全体の流れの確認
(1)「当日オンラインで受講」、「録画のみ受講」または「当日オンラインで受講+録画も受講」のいずれであっても、申し込み方法は同じです。費用も同額です。
1.1 銀行振込の場合は、こちら<申込終了>をクリックして開く申込みフォームから開く申込みフォームに必要事項を記入して送信して下さい。すぐにお振込み頂くための情報(銀行口座等)をメールで自動返信いたしますので、数日以内にお振込みください。メール本文が簡易な請求書になっています。
1.2 クレジットカード払いの場合は、こちらをクリックして開くPassMarketのページ、またはこちらのURL(https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0232t5txg1f21.html)のPassMarketのページ(同じページです)から申し込みおよび入金を行って下さい。
銀行振込、クレジットカード払いのいずれの場合も、申し込み後、2営業日以内にメールで領収書をお送り致します。万が一、2営業日以内に領収書が届かない場合、お問い合わせページからご連絡ください。
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(2)開催日(8/26)の前日および/または前々日に「Zoomへ接続するためのURL」、「ハンドアウト(PDF)」をメールでお送り致します。「録画のみ受講」の方も含め全員に送ります。
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(3)当日(8/26)受講する方は、開始時刻の10分くらい前になったら「Zoomへ接続するためのURL」へアクセスして下さい、必要に応じて「ハンドアウト(PDF)」は印刷しておいて下さい。当日受講の場合は、講師に直接質問することもできます。
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(4)セミナー終了後、数日以内に(8/29の予定)、録画を視聴いただくための情報を全員にメールで送ります。視聴可能期間は2週間の予定です。当日参加できなかった方、当日参加したけど復習したい方、予定通り録画で受講したい方など、申し込んで頂いた方は全員、録画を視聴いただくことができます。ただし、質問はできません。ご了承ください。
今回のオンラインセミナーの特徴
(1) オンラインで開催します。いつでも、どこからでも参加できます。
(2) 録画のみを受講することもできます。突然予定ができて当日参加できなくなっても録画で視聴いただけます。当日受講して更に録画を視聴することもできます。
(3) セミナー当日であれば講師へ質問等して頂くこともできます。
以上、不明点等があれば、お問い合わせページからご連絡ください。