2026-03

田中 研二

「研究」のススメ(5)~データの集め方~

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田中研二(弁理士)です。 今回は、体系的な研究を実施する際のデータの集め方について、私なりのやり方を整理してみます。 以下、裁判例を収集する場合と、審査事例を収集する場合とに分けて説明します。 1.裁判例の集め方(1)生成AI入口としては、まず生成AIに代表的な裁判例を整理させるのがかなり有効です。 たとえば、●●に関する裁判例を網羅的に収集して、争点ごとに原告の主張・被告の主張・裁判所の判断をリスト化してください。 といった指...
セミナー

用途発明・用途限定発明の特許戦略【5/15開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋(弁理士・技術士)です。 用途発明をキチンと理解したいと思い、セミナーを開催させて頂くことに致しました。 用途発明について一通り勉強したい方は、一緒に勉強しましょう。 化学系はもちろんですが、機械系の用途限定発明についても解説して頂けます。 下記のように5月15日(金)にセミナーを開催します。    オンラインセミナー開催要領 題名用途発明・用途限定発明の特許戦略   講師加藤浩先生(弁理士、日本大学大学院・教授)  概要研究成果の...
竹内 茂樹

【CAFC判例紹介】「optimal routes(最適な経路)」を含む程度の表現が明確性要件違反とされた事例

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの竹内茂樹(カリフォルニア州弁護士・パテントエージェント・弁理士、KimandStewartLLP)です。 今回はAkamaiTechnologies,Inc.v.MediaPointe,Inc.,AMHC,Inc.事件(CAFC判例)について解説したいと思います。「best(最良)」「optimal(最適)」といった相対的/程度の表現が112条の明確性を欠くとした事例です。 事件名:AkamaiTechnologies,Inc....
角渕 由英

生成AIを特許調査に活用する方法(9)検索式作成の実践 [5]本検索式の作成

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの角渕由英(弁理士・博士(理学)、弁理士法人レクシード・テックパートナー、特許検索競技大会委員長)です。 前回は、生成AIを特許調査に活用する方法(8)として生成AIを用いた検索式作成の実践[4]キーワードの整理について述べました。 今回は、生成AIを用いた検索式作成の実践[5]本検索式の作成について述べます。 最後には、本検索式を作成するためのプロンプトを用意しています。  なお、未公開の発明の内容を生成AIに入力する際に注意が...
高橋 政治

国内優先権主張出願の実務における目的別注意点(その2)

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋政治(弁理士・技術士)です。 国内優先権主張出願の実務における目的別注意点をまとめました。 前回の続きです。 今回の内容は以下の通りです。 <目次> 1.はじめに →前回2.審査基準と裁判例との齟齬→前回3.目的別の注意点3.1 基礎出願の実施例が少ないので追加したい →今回(1)優先権が認められる範囲 →今回(2)基礎出願時の注意点 →今回(3)実施例がない場合 →今回(4)実施例が足りているか不明である場合 →今回3.2 特有の...
松本 公一

(無料)第20回 / 特許・実用新案審査基準の勉強会を4/1(水)に開催します。

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 元特許庁審査官の松本公一先生に、特許・実用新案審査基準を解説して頂くセミナーを開催しています。   第20回目の特許・実用新案審査基準の勉強会(セミナー)は2026年4月1(水)の13~14時に開催します。 今回は、第IV部第3章「発明の特別な技術的特徴を変更する補正(第17条の2第4項)」を解説して頂きます。  「今から審査基準をキッチリ勉強したい人のキッカケ」、「以前勉強したが結構忘れてしまった方の復習」などとしてご利用...
高橋 政治

国内優先権主張出願の実務における目的別注意点(その1)

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋政治(弁理士・技術士)です。 国内優先権主張出願の実務における目的別注意点をまとめました。 内容は以下の通りですが、長いので、何回かに分けてお伝えしようと思います。 <目次> 1.はじめに →今回2.審査基準と裁判例との齟齬→今回3.目的別の注意点→以下は次回以降3.1 基礎出願の実施例が少ないので追加したい(1)優先権が認められる範囲(2)基礎出願時の注意点(3)実施例がない場合(4)実施例が足りているか不明である場合3.2 特有...