2025-06

高橋 政治

実施例はペーパーエグザンプルやシミュレーションではマズいのか?

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋(弁理士・技術士)です。 今回はペーパーエグザンプル(想定実施例)と、シミュレーションで実施例を示す場合について説明したいと思います。 いずれも「実際には行っていない実施例」ですが、その場合に何か問題になるのでしょうか? 何に注意すべきでしょうか?  お知らせ少人数で運営されている知財部は多いです。ここで少人数とは、総勢が10名以下くらいをイメージしています。 少人数ですので、業務を効率化する必要があります。AIの導入なども重要でし...
田中 研二

拒絶理由別の反論成功率を調べてみた

 こんにちは、知財実務情報Lab.専門家チームの田中研二(弁理士)です。 今回は前回に引き続き、拒絶理由に対する「補正無し反論」に関する統計情報を紹介します。 審査では、進歩性だけでなく、サポート要件や明確性など様々な拒絶理由が指摘されますが、みなさまはどのくらい反論しますか? 今回は、どの拒絶理由に対して出願人がどのくらい反論しており、その成功率はどの程度なのか、2024年の1年分の審査事例を集計してみました。 あくまで集計値なので最終的にはケースバイケースで判断しないとい...
高石 秀樹

(無料)最近の進歩性判断 ~ 特許裁判例事典(第4版)で追記した裁判例を中心として~ 【7/30開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 弁護士・弁理士の高石秀樹先生の「論点別 特許裁判例辞典」の第4版が、ついに出版されました。→「論点別特許裁判例事典第四版」購入ページ|株式会社知財塾 そこで「最近の進歩性」について、第4版に追記した裁判例を中心として解説して頂きます。 一緒に勉強しましょう。 今回のセミナーも無料ですので、7月30日の午後の時間を確保して、ぜひ、ご参加ください。  また、ぜひ、知財部や特許事務所の同僚、部下等にご紹介ください。多くの方にご参加...
高橋 政治

(無料)第3回・特許の基礎知識【7/9開催セミナー】

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋です。 私の書籍「技術者・研究者のための特許の知識と実務(第5版)」を用い、この内容を解説するセミナーを開催しています。 11/13に2回目を開催しました。少し時間が空いてしまいましたが、第2回を7/9に開催したいと思います。   「技術者・研究者のための・・・」とありますが、知財部や特許事務所に所属していてまだ経験が浅い方や事務員さんに聞いて頂ければ、お役に立つのではないかと思っています。 もちろん、技術者、研究者の方もご参加くだ...
長谷川 寛

欧州特許実務セミナー【8/26開催リアルセミナー】

Hasegawa弁理士事務所が主催(知財実務情報Lab.が後援)のリアルセミナーのご案内です。   Hasegawa弁理士事務所の長谷川寛です。この度、日本でオフラインの欧州特許セミナーを企画することが決まりましたのでご案内申し上げます。本セミナーの企画・運営は高橋政治先生が運営されている知財実務情報Lab.®にご協力をいただいております。 ・トピック:「UPC発足2年で見えてきた実務のリアル–判決分析から読み解く“勝てる戦略”とは?」 2023年に始動したUPC(統一特許裁...
高橋 政治

数値限定発明における測定方法の書き方・注意点

こんにちは、知財実務情報Lab.管理人の高橋(弁理士・技術士)です。 今回は数値限定発明における測定方法の書き方・注意点について記載したいと思います。 以下の注意点等が守られていない明細書を頻繁に見かけます。 権利化できなくなる可能性が高まり、また権利化できても、ほぼ権利行使不可能になり得るので注意して下さい。  お知らせ少人数で運営されている知財部は多いです。ここで少人数とは、総勢が10名以下くらいをイメージしています。 少人数ですので、業務を効率化する必要があります。AI...